2020年12月25日

    2020年の瀬に。

    2020年9月9日から書き始めたコラムも今回で16回目。年内最後の更新です。
    コラム始めてから更新日の金曜日が来るのがやけに早くなったような気がします。
    次回更新は2021年1月8日(金)予定。元旦はお休み。
    さて、
    今年は兎にも角にも、やはりコロナでしょうか。
    コロナに受けた影響が非常に大きい一年でした。経営的にも大きかったですし、事業を進めていく上でのマインドにも非常に大きな影響を受けました。
    目先、売上が急激に下がったことは(もちろん)大変な衝撃でしたが、それと同等あるいはそれ以上にショックだったことは、人の活動が制限されたことによって、自然環境が改善方向に向かったことです。
    こうなること、コロナ以前から知識としては知ってはいましたけど(例えば、Co2排出→温暖化)、ホントにそうなるとちょっとね、ショックでした。
    売上はね、やっぱり上げていきたいです。会社という法人は、売上を立てて利益という食糧を食べて成長していくものです。成長はしたいです。せっかく生まれたんですから。
    でも、大きく成長していくためには、自然界から資源をどんどんどんどん吸い上げて、熱を出しながら加工して、売上に変えて、市中でたくさん消費してもらう必要があります。「モノ」を作る仕事をする限り、このプロセスは避けて通れない。
    言わずもがな、自然資源は有限です。ひなのやのある西条市は西日本最高峰「石鎚山」が貯めこんだ水資源が伏流水となって地表に現れ、僕らの暮らしに多大な恵みをもたらしてくれています。良質な水資源があるから良質なお米がとれて、美味しくて素敵で多くの人に愛されている(←ここ、非常に大事です)ポン菓子を作ることができています。そのおかげで従業員一同、生活することができています。
    コロナ禍は一刻も早く、過去の惨事として過ぎ去ってほしい。
    以前と同じようにあちこちGoToしたい。
    でも、コロナ以前と同じような「知識としては知っているけど」のレベルに戻ったのではいかんよね、と、おそらく大多数の人が気付いているハズ、思っているハズ。
    次の時代に過去を振り返った時、「2020年が契機になったね」と笑顔で語られているように。
    ザ・極小零細企業「ひなのや」、できることはたかがしれていますが、「今年の経験」をしっかり加味して2021年もがんばります!
    みなさま、メリークリスマス!そして年末年始、くれぐれもくれぐれもご自愛のほどを。