ひなのや日記

ひなのやのちいさな図書館

トーク・アラウンド・誠光社

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8/5(金)晴れ
ひなのやのちいさな図書館の選書をお願いしている、
誠光社の堀部篤史さんに京都からお越しいただき、トークイベントが行われました。

「トーク・アラウンド・誠光社」
ここにある図書が
どんな本屋さんに選書をしていただいているのか、ご紹介できる場となりました。

そもそもの、ひなのやと堀部さんが繋がったきっかけから、
誠光社を立ち上げにあたり、
新しい本屋さんの在り方を実践されていることなど、内容盛りだくさんでした。
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人生初のMCを図書管理を担当するひなのや村上が務めさせていただき
(人生初MCのお相手が堀部さんというすごい巡り合わせ…)
ガチガチMCにも関わらず、余裕のトークを見せる堀部さん。
(参加者のみなさまにもご心配おかけしました!)

あわせて
ご近所の酒のむらかみさん、梅錦の佐伯さんより、
クラフトビールトークが醸造過程の写真付きであり、
さらに美味しく召し上がっていただけたのではと思います。

今回、堀部さんに実際に西条市(壬生川エリア)にお越しいただき、
本棚を一緒に見てお話できたので、
さらにこの場所に寄り添った本棚になる選書をしていただけるのではないかと思います。

堀部さんからお申出いただき
図書で購入したいものがあれば京都からお取り寄せも承ることができるようになりました。
(※古書など難しいものもございます)

ご参加いただきましたみなさま、堀部さん、本当にありがとうございました。

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図書が届き始めて1年ちょっと。

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当初用意した本棚いっぱいになりました。
THE本棚、です。(西日がおそろしい)

図書が届き始めて一年ちょっと。
ここで、「ひなのやのちいさな図書館」について
あらためて詳しくご案内させていただきます。

「ひなのやのちいさな図書館」は
京都の丸太町にある誠光社さんという本屋さんに
毎月定額でテーマごとに選書いただいたものを購入し、貸し出しを行っています。
選書されてやってくる本は普段私たちが目にしない本ばかりです。
この近くの書店に同じ本があるかどうかは定かではないですが、
あったとしても自ら求めに行くことはなかった本に出会えます。

2015年4月から始まり、現在13か月分、
図書総数159冊という、立派な本棚に成長しています。

図書は食や住まいなど身近なものをテーマにしたものから
写真やアートなど、ちょっと崇高に感じるジャンルのテーマのものがあります。
洋書、古書、ハードカバー、文庫と混在しながら
一つのテーマから広がる世界が本によって具現化され、ここにやってきます。
これを誠光社さんは「編集」と呼んでいるそうです。
この手法での選書により
全く自分の発想にはなかった価値観や世界観に触れることができる本棚になるのだと思います。

お子さん連れが多いということもお伝えしているので、絵本も多く入荷しています。
が、どれもひねった選書なのか、大人がみても楽しめるものになっています。
できるだけ読みやすく絵や写真が多いものを意識して選んでいただいているようにも思います。

ちなみに本は1,000円そこそこのものから高額なものは今のところ8,000円と幅広いです。
高額なものはサイズや装丁、中の紙や絵が美しく、
本は内容だけでなく本そのものを見て触って楽しむものでもあることに気づかされます。

選書してくださっている誠光社の代表である堀部篤史さんは
昨年の秋に誠光社を開く前までは
同じく京都の「恵文社一乗寺店」という
イギリスのガーディアン紙「世界の素晴らしい本屋さんベスト10」に
唯一日本から選ばれた本屋さんに20年弱勤めており、
そこで長く店長として恵文社を育て支えてきた方です。
恵文社といえば堀部さん、と言われるくらい
恵文社には欠かせない存在だったのではないかと思います。

恵文社一乗寺店は、本屋さんですが雑貨の販売もされており、
そこで当店のパン豆も取り扱っていただいています。
そのため、ちいさな図書館の選書のお願いをしやすい環境にありました。
選書を担当してくださった堀部さんが独立され、
そのまま選書を続けてくださるというお申し出をいただき
今は誠光社さんで選書をお願いしています。

「本屋は街の光です」※誠光社HPより
と、堀部さんはおっしゃっています。

一冊の本はこんなに小さなサイズなのに、
とんでもないスケールの世界が詰まっています。
人生で出会うことのなかった
人の言葉や人生に触れることができるのです。
生物や国や文化を知ることができます。

田舎になるほど
人の絶対数は減るので、多様な価値観に触れる機会は減ります。
それでも本は、軽々と世界を移動し、多様な価値観に触れる機会を与えてくれるのです。
私たちには知らないことが沢山あって、本の中には知るチャンスがある。

ひなのやのちいさな図書館は
「ちいさな」と名付けている通り規模は小さいです。
それでも私たちなりに、この街に小さくても光をつくりたいと思い、
これからも少しずつ、できる範囲で本を増やしていこうと思います。


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1月分の図書が届きました

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1月分の図書が届きました

 

ひなのやのちいさな図書館
2016.1選書テーマ「見て楽しむ博物学」

 

河原の石ころに、土手の草木、そして水辺の生き物の数々。

誠光社から徒歩1分の鴨川にもさまざまな「学問のタネ」が転がっています。

珍しいものである必要はありません。

自然界で生まれたありとあらゆるものを収集し、分類、並べて観察することが博物学への第一歩となります。

 

今回の選書では、

そんな最も身近な学問の一つである博物学への入り口となるような、見て楽しめる本を集めてみました。

動物たちの一風変わった求愛のジェスチャー、

膨大なコレクションを誇る、国立民族学博物館の奇妙奇天烈な収集物、

見つけてきたキノコの写真をならべたコンセプチュアルな写真集。

これらの本の数々は、読者に内容そのものだけでなく、

観察や学びの方法そのものを教えてくれるでしょう。

 

2016.1.13 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)


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12月分の図書が届きました

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12月分の図書が届きました

 

ひなのやのちいさな図書館
2015.12選書テーマ「本の本」

 

この世には森羅万象を扱った本が存在します。

人の一生、恋愛、動物、食べ物に芸術。

 

当たり前ですが、そんな「本そのもの」についての本もたくさんの本が出版されています。

読書術、出版流通の変遷、造本の技術に、本を売る場所である本屋さんの本。

灯台下暗しとはよくいったもので、

みなさんは普段手元に置き、開く本のことを意外に考えたことがないのでは。

 

本がわれわれの手元に届くまでに展開されるドラマや、

本そのものの美しさに目を向けることで

普段の読書体験がちょっとだけ変化するかもしれません。

 

読書好きの方にはことさら、

ぜひ一度立ち止まってあなたの読んでいる本について考えていただければ幸いです。

 

2015.12.31 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)


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11月分の図書が届きました

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11月分の図書が届きました(届いていました)

 

ひなのやのちいさな図書館
2015.11選書テーマ「作品としての絵本の本」

絵本は子どもたちのためだけのものではありません。

大人が読んでも面白い、という話でもなく、
古くから絵本は作家やデザイナーたちの
格好の実験の場として機能してきました。

絵と言葉の組み合わせの妙、
限られたフォーマットの中で最小限のテキストで物語を紡ぐ技術。

古今東西さまざまな文学者や、
芸術家たちが絵本を作ってきました。

今回の選書では、
作品としての絵本を意識したタイトルを集めてみました。

デザイナーであり知育やワークショップにも力を注いだ
ブルーノ・ムナーリによるひらめき溢れる作品や、
アニメーション作家でもある
イジー・トゥルンカによる素朴ながら芸術的タッチが楽しめる絵本などなど。

お子様に読み聞かせる前に、
親御さんがじっくり眺めて感嘆する。

そんな体験を是非。

2015.11.30 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)


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10月分の図書が届きました

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ひなのやのちいさな図書館
2015.10選書テーマ「写真の本」

スマートフォンの普及によって、誰もがデジカメを持ち歩く昨今、SNSをはじめとするウェブ上にはわたしたち素人による写真が溢れかえっています。普段何の気なしに撮影し、目にする写真ですが、われわれが撮る写真と写真家による写真はどこがどのように違うのでしょうか?芸術写真とドキュメント写真の違いは?身近にありながら意外に知らない写真という表現。今回の選書では、写真とはなにかを考える(『写真講義』)、写真家の仕事を知る(『キャパその青春』)、そして料理写真とは(『長野陽一の美味しいポートレイト』)なにか、その他、写真って何だろうと少し立ち止まって考えさせられるような本を用意しました。

2015.10.15 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)

 


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9月分の図書が届きました

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ひなのやのちいさな図書館
2015.9選書テーマ「数学のこと、その他選書」

今回の選書はワンテーマではなくアラカルト。シェフの気まぐれコースです。まず、算数の本が何冊か。これは個人的にも誠光社としても最近注目しているテーマです。理系のもの、約に立たない、とうっちゃっていた数学や算数がある日突然身近なものに感じる瞬間がありました。数学とは公式を使って答えを出す行為ではなく、その過程を考える哲学そのものなのです。そのことがよくわかる本ばかりを選んでいます。またチャペックやアーウィットら作家、芸術家が愛でる犬の本さらには誠光社ウェブショップで人気のお勧め本をいくつか追加。気まぐれにピックアップしてページを開いていただければ幸いです。

2015.9.21 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)


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図書が届き始めて半年。

ひなのやのちいさな図書館を始めて5か月。

もうすぐ9月分の図書が誠光社の堀部さんから届きます。

私たちも毎月楽しみに待っています。

 

決まった予算内でひとつのテーマに沿って

膨大な数の本の中から当店の棚に合う本を選びとる

「選書」という作業は

新しいものを生み出すことと同じことなんだろうなと思うことがあります。

 

届いた本を並べたときに出るテーマごとの雰囲気というのでしょうか。

ひとつのテーマの本の中には洋書や絵本も混じっていて、

自分が本屋さんに足を運んだだけでは出会えない本ばかり。

月を追うごとに棚自体の存在感も増し、お店の充実感も増しています。

 

そこまで踏まえて本を選ぶ、「選書」という作業。

だれでもできることではありません。

個人的には、届いた本の中身以上に

選書されてやってきた本たちの「空気」のようなものを

楽しみにしている気がします。

 

図書を楽しんでくださるお客様を見ていると

 

こんな小さな場所でも

本があれば

パン豆に出会えるだけでなく

別の出会いが生まれて

そこから別の物語が始まっているんだろうなと思います。

 

そのうち、

借りて帰るだけでなく、

読んで帰れるような広い場所があって、

コーヒーも飲めて

そうすれば

返しに来られないような

遠い距離にお住まいのお客様にお越しいただいても

ゆっくり図書を楽しんでもらえるのになーと

最近思います。(パン豆はどこにいった)

 

その妄想をかなえるためには

結局がんばって日々パン豆に励むしかないんだと

はっと気づき、本日もひなのや営業です。

 

ひなのや壬生川駅前店店長


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8月分の図書が届きました

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ひなのやのちいさな図書館
2015.8選書テーマ「大人も一緒に楽しめる絵本」

絵本は子どもたちだけのものではありません。絵と文字の組み合わせとページの流れによって物語る絵本というメディアは、戦後より、一流のデザイナーやアーティストによる格好の実験の場として機能してきました。また、専門分野に足を踏み入れる際には絶好の入門書として、門外漢の読者にはあなどることができません。さらには、子どもが抱く疑問は素朴で根源的で、大人も関心を持てるはず。書店では便宜上絵本コーナーに設置されているものでも、この小さな図書館では「大人の本」と一緒くたです。この機会に普段通り過ぎていた絵本に目を留めて、ページを開いてみてください。そこには、嬉しい驚きがまっているはずです。大人も子どもも共有できる、最良のコミュニケーションツールを厳選しました。

2015.8.26 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(誠光社/元恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却)

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7月分の図書が届きました

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ひなのやのちいさな図書館
2015.7選書テーマ「アート入門」

現代美術の登場以前のはるか遠い昔、絵画とは神聖で特別なものを対象にした、観賞者にとって純粋に美しいものでした。しかし、現代の美術は美しいという一言だけでは語ることはできません。これまでに描かれてきた膨大な数の芸術作品を越え、未だだれも見たことのないものを提示することが現代美術の使命となってしまったからです。そこには作品のもつ力だけではなく「どのように観るか」が非常に重要です。受け身ではなくちょっとだけ前のめりに解釈してみれば、これまで難解だと敬遠してきた芸術作品の数々がぐっと身近になることもあるでしょう。今回はそんな美術を見るヒントであり、頭の準備体操となる本を集めてみました。アートを前にして大人も子どももありません。本を読んで美術館に足を運んでみましょう。

2015.7.15 堀部篤史

選書は堀部篤史さん(恵文社一乗寺店店長)にお願いしています。

 

図書はどなたでも借りられます。(要返却ですが)

利用してくださる方も少しずつ増え、棚も本棚らしく図書館の雰囲気がほんの少し出てきました。


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