2012年11月7日

お米の収穫~もみすり作業編~

先週、収穫したお米を乾燥します、という作業をupしましたが、

今回はその続き。

一晩乾燥機で乾かしたお米(正確には籾「モミ」)ですが、

まだ籾ガラ付の状態なので、まだ炊飯することができません。

籾ガラを除去して、玄米にしてやらないといけません。

と、言うことで今回は「籾すり作業」です。

ここで登場するのは、「籾すり機」という機械です。(写真上段)

たぶん農家でもない限り、見たことのない機械だと思います。

この籾摺り機というやつに、籾を入れてやると、

「籾摺りロール」という高速で回転する、

2つ並んだロールの間を通過します。(写真下段)

白い〇と〇の間に、わずかに隙間が開いてますよね、

ここを上から下へ籾が通過します。

で、

左右のロールの回転数がわずかに異なるために、

籾がグイッとズレて、籾が外れるという仕組みです。

この作業を行って初めて玄米になります。

一応、炊飯できる状態にはなりましたが、市場に流通させるためには、

選別作業が要りますし、等級検査、という国の機関が実施する検査を

受けなければなりません。

なかなか、ハイできあがり~、といきませんね(汗)