先週、収穫したお米を乾燥します、という作業をupしましたが、
今回はその続き。
一晩乾燥機で乾かしたお米(正確には籾「モミ」)ですが、
まだ籾ガラ付の状態なので、まだ炊飯することができません。
籾ガラを除去して、玄米にしてやらないといけません。
と、言うことで今回は「籾すり作業」です。
ここで登場するのは、「籾すり機」という機械です。(写真上段)
たぶん農家でもない限り、見たことのない機械だと思います。
この籾摺り機というやつに、籾を入れてやると、
2つ並んだロールの間を通過します。(写真下段)
白い〇と〇の間に、わずかに隙間が開いてますよね、
ここを上から下へ籾が通過します。
で、
左右のロールの回転数がわずかに異なるために、
籾がグイッとズレて、籾が外れるという仕組みです。
この作業を行って初めて玄米になります。
一応、炊飯できる状態にはなりましたが、市場に流通させるためには、
選別作業が要りますし、等級検査、という国の機関が実施する検査を
受けなければなりません。
なかなか、ハイできあがり~、といきませんね(汗)