向かう先は、隣町のJA育苗センター。
ちょうど佳境で、まだまだたくさんの苗が残っていて、
育苗センターの駐車場も苗びっしりでさながら緑のカーペット。
今朝は久しぶりにシトシト雨が落ちていることもあって、
緑が目に鮮やかでした。
一昔前は(なんていうとオッサンぽいですが)、
苗は、各農家が自前で作っていました。
昨年収穫した籾を残しておいて、
それを春先、水に浸して、発芽させて、
苗箱に土をいれて、籾を播いて、苗床に並べて育苗させる。
さらにもうふた昔くらい前だと、
肥料も家畜や家庭からの排出でまかなっていましたから、
見事なモノ作りの循環サイクルができあがっていたわけですね。
さらには生活環境の維持であったり、湛水や治水の機能もあったわけで。
いやー、結構すごいなぁと、今更ながらに思います。