壬生川駅前店。
この週末からかき氷の提供がはじまりました。
本格的にかき氷を始めて3回目の夏です。
かき氷に限らずですけど、何かしら新商品をリリースする時には、
「ポン菓子屋ゆえの」というメイン商材との相関性や親和性、
はたまた必然性のようなものをいつも意識します。
なので、当初かき氷を始めるにあたってはわりと躊躇というか迷いがありました。
なぜかというと、
「かき氷」に「ポン菓子」を合わせることに無理を感じていたから。
ポン菓子をトッピングすることで「より美味しさが増す」のであれば抵抗はないのですが、
「ポン菓子屋だから」という理由だけで、
ポン菓子乗せかき氷をリリースすることに違和感を感じてたんですよね。
例えるなら、よく観光地で売っているご当地味のクッキーとか。
ああいうのあんまり好きじゃないんです。
ちゃんと美味しいモノづくりの結果としてのご当地味の商品ならいいんですけど、
どう考えても販促都合で作られてるケースが多い。
翻って、ポン菓子屋のかき氷ってのも、
「夏場の売上確保のために」みたいな思惑が見え隠れするわけで(実際そうだし)、
そんな意識もあって、できるだけ誠実に商品をリリースしようと思うと、
無理にポン菓子を振りかけたりせずに、普通に美味しいイチゴや抹茶のかき氷を提供していました。
この辺わりと考え方が堅いんです、我ながら。
もっと気楽に、創作かき氷~♪みたいなノリでもいいんでしょうけどね。
うまくないものは、作りたくないんです。
さて、今年のかき氷。
結論から言うと、「ポン菓子が入っているからこそ美味いかき氷」が出来上がりました。
ポン菓子屋としての矜持に見合う、かき氷ができた。(やった!)
店のスタッフが「もっとプレーンなかき氷を」と自主的にレシピ作り始めてくれたことをきっかけに、
試作を重ねるごとに、これはもっとポン菓子が入っていた方が絶対美味しくなる!という自信が深まり、
3年目にして、ついにポン菓子屋たるかき氷が出来ました。
ベースとなるシロップは自家製のきび砂糖シロップ。
そこに玄米やはだか麦、あずきといった穀物を合わせています。
ええ、派手さがまったくない、とても素朴で地味な仕上がりです。
でも、自信をもっておすすめできるポン菓子屋のかき氷です。
その名も「ポン氷」。
時間は相応にかかると思いますが、
ひなのやの夏の看板商品となれるよう、しっかりと育てていきたい商品です。
ぜひとも、一度お試しあれ。そしてどうぞ御贔屓に。