少しめずらしい商売をしているせいか、
わりと、ローカルメディアに取材頂くことが少なくありません。
季節の商材や新商品、新サービスなどを取り上げて頂くケースが多いのですが、
都度、かんたんにお店の概観や、創業に至った経緯なんかもお話させて頂きます。
その受け答えをするなかで、
自分自身の頭の中の整理ができたり、会社の定点確認のようなことができるので、
取材していただけることはいろいろな側面でとても助かっています。
先日も某テレビ局の方に取材頂いたのですが、
その時は新商品紹介で「ひなのやサブレ」の説明をさせて頂きました。
リポーターの方が一言。
「せっかく一度膨らませたポン菓子を、粉にするって抵抗ありませんでしたか?」
※注:
新商品「ひなのやサブレ」は玄米ポンを製粉し、それを材料に作っています。
なるほど、確かに。そういう考え方・捉え方もあるのか、と新しい気づきでした。
「せっかく作ったのに、ポン菓子職人としてツラくないのか?」と。
それに対する僕の答えは「No」。
全然抵抗なかったですし、そんなこと意識したこともなかったです。
これは良くも悪くもなんでしょうが、
自分のことを「ポン菓子職人」と自覚してないからなんだと思います。
モチロン、ウチは「モノをつくる会社」ですから「職人的意識」は絶対必要不可欠ですが、
個人的に「モノの価値は他者に届いてナンボ」と常に思っているので、
今回の「ひなのやサブレ」はお客様にあたらしい価値も提供できるし、
うまくポン菓子の新境地開拓にもなってほしいな、ということで何ら迷いはなかったです。
サブレなのに、材料は「ポン菓子」。
ポン菓子屋なのにサブレが人気。
もうね、従来の枠組みは気にしません。(気にはなるけど)
僕らの世代は「ロストジェネレーション(失われた世代)」とか言われていて、
社会に出るころから不遇の連続みたいに評されていますが、
(余談ですが、コロナワクチン接種の世代順も最後尾でした笑)
それはこれまでの「枠の範疇」からの世代評価に過ぎないと思うので、
とにかくこの先、自分たちでクリエイトしていくしかないんだと思っています。
クリエイト職人。
クリエイト菓子屋。。
クリエイトポン菓子。。。
今回のサブレはいろいろな方のチカラも借りながら実現(クリエイト)した商品なので、
既存のポン菓子に並ぶような商品に成長(クリエイト)していってほしいなぁと思っています。
なにとぞどうぞ、ご愛顧のほどを。