2023年11月26日

    ポン菓子加工世代の消失

    おはようございます。
    11月26日(日)、西条はキリっと冷え込む冬の朝です。
    154回目の小咄です。よろしくお願いします。

    本日は、11月26日、語呂合わせで「いいふろ」の日。
    近所にある東予温泉は、今日だけ大人750→500円、子どもは200円のサービスデイのようです。
    日曜早朝から温泉でゆっくりとか、すばらしいですね。
    温泉の熱をもらってカラダを芯からあたためて、汗も流して老廃物とか排出して、
    温泉大国日本に生まれてよかったなぁと実感する瞬間です。

    とはいえ、温泉によく行くようになったのは40歳頃からで、
    月並みなハナシですけど、経年変化というやつですね。趣味嗜好の変化。
    昔はうどんばっかだったけど、蕎麦も美味しくなったお年頃。

    日々、弊壬生川店でお客さんの動向を見ていて気付いたことがあるんですが、
    4~5年前に比べて「ポン菓子の加工サービス」を利用するお客さんが減ったような気がするんですよね。
    「気がする」のなら単に売上分析すればいいハナシで、そう、実際減ってるんですけど、
    問題はその原因がなんなのか、ということ。

    コレ、推測の域を出てないしまぁまぁ不謹慎な推測かもなのですが、
    「ポン菓子の加工サービス」を知ってる世代の方がいよいよ亡くなり始めたり、
    クルマの免許を返納したとかで来店することができなくなった、のが原因ではないかと思うのです。

    前出のような「趣味嗜好の変化」でポン菓子利用が減ることは考えにくいですからね。
    こういっちゃなんですが、ポン菓子って若いころはよく食べたとか年取ってから好きになったとか、
    それはあんまりナイと思うんですよね。食べる人は食べるけど食べない人は全く食べない、
    いや、もう少し正確に言うと、食べる機会がある人は食べるけど、
    その機会がない人はそもそもの選択の俎上にポン菓子がないんだと思っています。

    だから、「自宅のお米をポン菓子屋に持って行って膨らませてもらう」という行為が、
    その人がそれまでの人生で出会ったことがあるかどうか、がポイントなんだろなと。

    たぶんね、いま75歳前後の人がぎりぎりポン菓子加工世代なんだと思います。
    なので、つーまーりー、
    このままボケっとしてたら「ポン菓子加工サービス」はたぶん消滅するやつですね。

    ポン菓子加工サービスって11月に入った頃が一年で一番ニーズが高まる商品なんです。
    その理由は、「新米が出てきたから去年の残った古いお米をポン菓子にでもしてやるか」という
    心理が働くから。主に農家さんの食卓で発生する季節需要なんですよね。
    ゆえに、そもそも農家さん自体の軒数も減ってきているから余計に減ってるんでしょうね。

    自宅のお米と砂糖をポン菓子屋に持っていったら、
    大きな袋にいーっぱいのポン菓子になって帰ってくるんだよ^^
    おうちでも食べるけど、ご近所さんとか友達に配ってもとても喜ばれるんだよっ

    というささやかながらも心温まるおやつの処方箋を、
    いまいちどしっかりお伝えしないといけない時代に、いよいよ突入したな!と
    実感している2023初冬。さいきん俄かに耕作放棄地のことや農業の担い手についても
    気になり始めているので、何かと相関的にやれることはまだまだたくさんあるよね、うんうん。