2022年5月27日

    魂がふるえる

    ひなのやのちいさな企画展、第2回に向けて準備を進めております。

    昨日の公式インスタで第一弾PR流しましたが、
    今回は山口県防府市にある「光浦醸造工業株式会社」さんの特集です。

    先週、その取材で3年ぶりに防府を訪ねました。

    防府市は人口10万人くらいの街で、
    山口県随一の平野を抱え、
    眼前には瀬戸内海、その沿岸部には工業地帯という地勢。
    わりと地元西条市と似通っている街です。

    今回の取材訪問で、レモンティー工場やら本社社屋、直営店、
    そして、新規事業の「パン屋(!)」を作る現場などいろいろご案内頂きましたが、

    一番脳裏に残ったのは、
    味噌蔵の2階の小窓から見た、刈り取り前の大麦畑でした。

    20代の頃の光浦さんは一人味噌蔵にこもり、
    大汗を流しながら仕込み作業をしていたそうです。
    その仕事の合間に、
    この小窓から外の風景を眺めたりしてたんだ、というエピソードを伺いました。

    現在の光浦醸造さんは一見して、
    フロートレモンティーをはじめとするここ10年程度の新しい商品群に、
    とかくスポットライトが当たりがちですが、

    実は、光浦醸造さんのコアはこの味噌蔵にある、
    と肌で感じた瞬間でした。

    スピリチュアルなことを言うつもりもないですけれど、
    あの小窓から見た風景は、光浦さんの魂の風景ですね。

    やはり、食にまつわるモノづくりは、
    その土地と人の営み、歴史、積み重ねといった、
    時間の蓄積なしには成しえないなと実感したんですよね。

    あの瞬間の共鳴は、やはり現場でその当人と合わないと得られない快感。

    引き続き、ちいさな企画展準備、鋭意進めてまいります。
    進捗にどうぞご期待ください!