昨日、29日に大掃除を終え、ひなのやは2023年の営業を終了しました。
明けて30日の朝。肩の荷が下りたように、穏やかな時間を過ごしております。
156回目の小咄、よろしくお願いいたします。
師走の清水寺では、毎年「今年の漢字」が発表されますが(確か今年は「税」でしたね)、
ひなのや的に振り返った時に思いつくのは「回帰」とか「原点」とか、
そういう「元に戻りました」的なニュアンスの漢字でした。なので「元」が今年の漢字。
一年前の昨日29日は4年間営業した松山店の最終営業日でした。
あれから一年、松山に通うことがなくなりほとんどの時間を地元丹原壬生川界隈で過ごしました。
毎日の往復2時間の時間が浮いて、その分ゆとりができました。
朝、丹原の製造所をマメに掃除する時間が増えました。庭の草刈りも去年よりもよくやった。
書類の整理とか種々の片付けも例年よりちゃんとやれたかなと思います。
瀬戸内圏域の地域ブランドになりたいな~と思って、
拡大的思考の中でやっぱり県都松山に一店舗はお店出したいよね、
ということでチャレンジした4年間。得たものも多かったですけど、結構しんどい4年間でした。
「瀬戸内圏域での地域ブランドになりたいな」という意思は
いまも微塵も変わってないですけど、そうなるためのやり方とか、
ひなのやらしさとかもっといいカタチのやり方が他にあるんだろうなと考え続けたこの一年。
そうした思考がベースにあって、その上での新たな取り組み、丹原製造所の再整備。
当初の計画よりだいぶスケジュールが押してしまっている現状ですが、
押した分だけいろいろと思考を重ねることができていると前向きに捉えています。
人口が減って、巷間いろいろな業種で担い手不足が顕著になり始め、
例えば農家さんなんかもどんどん減るから目に見えて耕作放棄地が増えてきてるし。
世界では戦争が常態化しつつあるせいで、海外からの資源調達も難しくなってきているし。
経営環境、けっこうマジで厳しい時代になってきている中で、
いまでもひなのやを続けていられることは実にありがたいことですし、
こうして無事になんとか年末の休暇を迎えることができて本当にホッとしています。
改めてひなのやに関わってくれている全ての人にありがとう!と大きな声でお伝えしたいです。
来年は丹原製造所を再整備して、新たにお客様をお迎えできるようにがんばりたい。
元々は丹原で週二日営業とかで始めたお店ですからね。
もっと言うと原料のお米も自分で作ってましたもんね。
成長するために変化することも大事だけど、
成長するために元に戻るっていう選択肢もたぶん全然アリなんじゃないかなって思ってます。
来年も再来年も(などと先のことをいうと鬼が大爆笑するらしいが)、
この風土の中でひなのやを続けていきたいなと思っているので、
丹原で再びお店を始める2024年は、とても大事な一年になると感じています。
元々、描いていた夢や未来。来年は「元に戻るための」チャレンジの一年、って感じでしょうか。
創業15年目の「元通り」。それは一年目の「元」とは、きっと異なる元通り。
来年もがんばろう。
今年も一年、ありがとうございました。どうぞよい新年をお迎えくださいませ。