2021年12月2日

    Re.に惹かれる

    決して懐古趣味ってわけではないのですが、

    アタマに「Re」がつく事柄やモノに惹かれる傾向があります。

    まったくの新店オープンよりも、リニューアル(Renewal)の方に興味をそそられたり、

    建築もリノベーション物件が好みだったり(一時期はR不動産がすごい気になっていた)、

    スニーカー買う時もなんだかんだで、90年代の復刻版を好んで買ってみたり。

    Renewal(再生、復活、更新)
    Renovation(刷新、修築)
    Recycling(再利用)
    Reprint(復刻)
    Refine(磨く、清める)
    Reboot(再起動)  
    などなど。。。

    なんで「Re」に惹かれるんだろう??
    改めて考えてみました。

    そして結論。

    一度社会(マーケット)に揉まれているかどうか、がポイントなのかなと思いました。

    通常、メーカーが新しい商品を作る時には、設計した性能がきちんと出るように素材を吟味し、加工し、
    間違いのない組み立てを行い、厳しい品質検査を経た後に、世に出します。

    不良品が発生することは、お客さまはもとより作り手にとっても大問題なので、
    そうした事態が発生しないように事前に入念に入念に設計、テスト、製造を行うわけです。

    ですが結局のところ、
    リリース前にどれだけテストを繰り返しバグ出しをしていても、
    実際にマーケットに投入されて、お客さまの下で使われないと、
    見つけられないバグというものが必ず存在します。

    なので、メーカーは量産リリースした後も、
    市場からの声をフィードバックし、絶えず改良改善を続けています。

    そのため、例えば自動車なんかだと、
    モデルチェンジ前の現行車が一番成熟していて故障がすくないって言いますものね。

    ハナシを冒頭に戻しますが、なぜ「Re」に惹かれるのか。

    もう少しかみ砕いて言うと、
    モノを買う時、同時に「安心」を強く求めているからなんだと思います。

    一度マーケットに出て、揉まれて、改善を経て、今に至る。
    言い方を変えれば、どれだけ失敗してきたか。
    そのうえで、どんだけやり直して商品を作り続けているのか。

    その努力の跡(=安心、信用)を買いたいのかもしれないな。

    一度、廃盤になった商品の復刻版なんてホント商品冥利に尽きますよね。
    かつての努力がお客さまの心の中で生き続けていて、再会を望まれて復刻するのですから。

    そういう商品って、きっとそのお客さまも自身も一緒に成長してきたような
    そういった共有された時間があるんじゃないかと思います。

    「過去に共有した時間を今一度」

    なんて言うと実に懐古的、未練タラタラみたい 笑

    でも、そういった過去に安心感を求めながらも、
    現在の技術や知恵で再構築し、これからの未来を一緒に作っていけれるような、
    そういうモノづくりのアプローチが好きなんだな~と思いました。