年が明けて一週間。みなさま、だいぶ日常のリズムが戻ってきた頃でしょうか。
2021年のひなのやは1月5日よりスタートしました。
おかげさまでスタッフみな、年末年始も健康に家族と過ごせたようで、
何事もなく仕事始めを迎えることができました。ありがとうございます。
ふだんの製造風景、いつもの店内風景、あぁ気だるくも愛おしき普段の暮らし、、、。
などと感慨に浸る間もなく、緊急事態宣言「再発出」ですね。うーん、如何ともし難い。
そんなこんなで、
年が明けても正直心の中はまだ靄がかかったような状態が続いています。
先行きが不透明で、なかなか心機一転エヘヘのウフフで前向きゴーゴー!みたいないつも(?)のテンションになれなくて、ついつい余計なことを考えてしまいます。
とはいえ、
いつまでもグズグズ言ってられないよなぁと思っていた矢先、
記憶に蘇ったのが中学一年の冬。部活動の冬季練習の光景です。
当時、陸上競技をやっていて、中長距離ブロックに属していた僕は、ただただひたすらに走っていました。冬休みに参加した県合宿。朝4時に起こされて、バナナ2本食べた後、まだ日が昇らない真っ暗な闇のなかを、後ろから迫ってくる監督の車のヘッドライトに照らされながらひた走る。筋肉痛がひどすぎて、サロメチールを全身に塗りたくり無駄にエアサロを吹き散らしながらも、ただ「走ること」に集中したあの季節。
カムアゲイン、中1の冬!
自分の脚を動かすのはほかの誰でもない、自分だけ!
(決して後ろから迫ってくる監督のランクルではない。それにそんな人はもういない)
シンプルにシンプルに、前をしっかり見て、両の脚を交互に繰り返し動かす。ただ、それだけ。
新年、あけましておめでとうございます。
今年もひなのやを、どうぞよろしくお願い申し上げます。