やはり本棚があるからには色々本を置かんといかんよね、
ということで手持ちの本だったり、時々古本屋に行っては、
本を買い足したりしています。
さいきん、古本屋でたまたま買った本が、
暮らしの手帖に掲載されたエッセイをまとめた、
「すてきなあなたに」 です。
昭和52年の発刊。大橋鎮子編著。
はじめて読んだのですが、
日々の暮らしのこと、世の中の移り変わりのこと、
私的な思惑、ほか、もろもろ、
一つ一つが、実にていねいに書かれてあり、
読んでいてとても気持ちのいい文章がたくさんありました。
たぶん、著者の大橋さんの生活が、いい感じにていねいだから、
こういうていねいな日々のエッセイが書けるんだと思います。
「ていねい」っていいですね。