
新年、あけましておめでとうございます。
113回目のコラム更新です。
さて、年も明けて一週間。本日は七草の日ですね。
みなさん「七草がゆ」はお召し上がりになりますか?
ここ、地元西条市は実は七草の生産量が日本トップクラスの町なんです。
県内はもとより、主に京阪神に向けて約100万パック程が毎年出荷されているそうです。
瀬戸内の温暖な気候と水資源に恵まれた豊かな土壌による恩恵。
山、川、里、海、
こういった自然環境が身近にあることに改めてありがたさを感じます。
七草がゆを食べて、無病息災を祈願しつつ、今年も地元の恩恵を楽しみたいと思います。
今年は丹原製造所のリニューアル事業が本格稼働する年です。
遡ること、13年前。
2010年に丹原の山手にある古民家でポン菓子を作り始めました。
その後まもなくして、古民家の一部をお店として改装し、
週に3日程度の店舗営業をしておりましたが、
2015年に壬生川駅前店がオープンしてからは、
お店を閉じ、以来ずっと製造場所として稼働してきています。
丹原製造所のある場所は、
なだらかな扇状地の中腹で、周辺には観光農園が点在し、
空はひろく、おだやかな空気が流れ、実にのどかな農村風景が広がっています。
ぼくらひなのやの個性ともいえる、この空気感。
その空気感をお客さまと再び共有できる空間をつくることが、今年の最大のテーマとなっています。
「原点回帰」
ふとした瞬間に、この言葉が頭をよぎります。
創業当時の想い、今日までの足跡、そして未来。
どんなふうにこれからを歩んでいきたいのか、
改めて自分自身に問う、そんな新年のはじまりです。
深呼吸深呼吸、しっかり息を吸いながら吐きながら。
しっかりと前を見据えて。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨日、29日の営業をもちまして、
ひなのや全店、2022年の営業活動を終えました。
今年も一年、ありがとうございました。
丹原製造所、壬生川駅前店、そして松山のCafeひなのや。
スタッフもそれぞれの持ち場でがんばった一年だったと思います。
昨日は朝から、ずっと松山のCafeひなのやに詰めておりました。
最後の営業の日。スタッフ4名勢揃いで一日一緒に過ごしました。
季節相応の寒さはありましたが、冬晴れの青空の一日でした。
おかげさまで終日、お客さまのご来店に恵まれ、
せわしなくバタバタと時間が過ぎていきました。
そういえば、4年前のオープンの日もきれいに晴れてたな。
その時は「店を閉める」イメージなどは微塵もなく、
閉店翌日のいまもなお、うまく「閉店」を捉えきれていない状況です。
ただ、18時に店を閉め、帰り支度をし、
スタッフを前に最後のミーティングをする時には、
抗いようのない感情の発露(要は、泣いた)に見舞われました。
いままで商品やカフェメニューの開発、お店の内装や雰囲気づくり、
いろいろと環境を整える努力はしてきましたが、
結局、最後の最後にクリアに脳裏に浮かんだことは、
「この場所が好きだ」という思いをずっと持ち続けてくれたスタッフや、
お店をご利用くださっていたお客さまの気持ちのありがたさ、
そのありがたさをこれほどまでに痛感したことはない、そんな時間を経験をしました。
何かを好きであり続けることって、なかなかに難しい。
しっかりと自分自身と向き合い続けることができないと、維持できない気持ちだと思うのです。
スタッフもお客さんも、ほんとみんなすごい!
そんな大事な気持ちが集まり続けた場所を閉じてしまうことが
たまらなく寂しく、受け止めきれず、、。
なかなか、経営者然と、ビジネスライクにはなれないものです。
ただ、そんな寂しさに直面しながらも、こうも思うのです。
そのみんなの「好き」という意思が消滅したわけではないのだ、と。
みんなそれぞれ自分と向き合いながら、
あたかも惑星のように軌道を描きながら、ぐるぐると人生を進めている。
軌道は近づくときもあれば離れるときもあるわけで、
いつまた近づくことができるかは分からないけど、
常に自分を大切に意思を持ち続けてさえいれば、
必ずまた軌道は重なりあう、そう信じています。
一旦、松山店という場所での意思の重なりは無くなってしまいますが、
また新たな場所で出会える日を楽しみにしています。
みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。
本年もありがとうございました。
おはようございます、111回目のコラム更新です。
さて、Cafeひなのや。
あと一週間で閉店です。泣いても笑っても、あと一週間。
ゆえに、
迷いなく笑って過ごす方を選択したいところですが、
なかなかそうスッキリ軽やかにはいかないものですね。
日々、いろいろな想いが交錯します。
やめておけばいいものを、
フト、松山店の開店準備をしていた頃のことを思い返してみたり。
いざ、松山に店を出す!と決意して、
出店場所やテナント探しに街をブラブラした記憶。
(純粋に夢が膨らむたのしい時間^^)
不動産屋さんで契約書にハンコ押して、敷金を振り込んだ時の記憶。。
(もう後戻りできない!というプレッシャー)
近所のお気にいりのCafeで新規スタッフの採用面談をやった記憶。。。
(かけがえのない、新しい仲間との出会い)
そして、開店からも実にさまざまなドラマがありました。
なんだろう、ほんとに色んなことがあったなぁ。
この松山店を巡る冒険と言うかチャレンジと言うか、
月並みですけど、何物にも代えがたい素晴らしい時間でした。
前述の思い返しのような、
この場所を作るために奔走したこともいい時間でしたが、
やはり何より、
スタッフと一緒に、ここまで走って来れた時間が、
何よりもありがたく、愛おしく、そしてそれを終えてしまうことを残念に感じています。
このコラムもそうですが、
誰に頼まれたでもないのに、自らスタートラインに立ち、
自分で号砲を鳴らして走り始めたこの「松山店」というレース。
そんな自分のレースにたくさんの人が関わってくれて応援してくれて、
今また、レースの終わりを惜しんでくれていて。
ほんと、思い返されるのは「人とのご縁、出会い」ばかりです。
「松山店」というレースは、一旦幕引きとなりますが、
そんな、関わってくださったみなさんの想いを、
僕は、次にどうつなげていくか、どのようにその想いに報いていくのか。
次回のコラム更新は、松山店閉店の翌日を予定しています。
全国的な寒波到来で、愛媛も雪がちらちら舞う天気が続いています。
今週末は、クリスマス。
どうぞ、素敵な週末をお過ごしくださいね。
Yesterday has gone.
Tomorrow will never come.
So,live for today.
10月の末から11月前半にかけて、
ちょっとうまく受け止めきれない出来事が続いたせいで、
コラムの更新をお休みしていましたが、今週末から再開することにしました。
休んでいる間、たしかに「書く」ことからは解放されましたが、
そのことで状況が好転したりすることはなく、
ただ、自らコミュニケーションの機会を減らしただけでした。
とはいえ、誰しもひとり殻に籠りたくなる時ってあると思いますし、
それでたしかにラクにはなる。気持ちを落ち着かせることもできるでしょう。
ゆえに、休むことも大切だと思いますが、
けれど、その「受け止めきれなかった出来事」が過ぎ去ってしまうまで、
ずっと殻に籠るようなことをしていていいのかと自問自答し
今更ながらに心にキックをいれました。
特に、いまはCafeひなのやの閉店に向けて、
スタッフが一丸となって現場を守ってくれている時なのですから。
冒頭の言葉は、再開を後押ししてくれた言葉です。
良いときもつらいときも、今は今しかない。
「いま」はこの手にあり、ゆえに言葉を発することができる。
昨日に戻ることはできないし、明日が必ずくるという確約もない。
だからいまと向き合い、いまの言葉を発すること。
なかなか容易くはいかないと思いますが、
「いま」という時間をどんな時でも愛することができるようになれたらば、
きっと次の風景が見えてきているんだろうな、そんな気がします。
再開初日なので、少し感傷的になってしまいましたね。
なかなか照れ臭さはありますが、ご愛嬌のうちということで。
いつもコラムをお読み頂きありがとうございます。
ちょっと、充電と脳のデフラグを目的に、少しコラムお休みします。
年内いっぱいくらい充電させてもらって、
年明けからリスタートできたら~、と思っています。
おはようございます。
11月5日(土)、108回目のコラムです。
スタッフの葬儀から、一週間程の時間が流れました。
一年くらい前から闘病生活を送っていたのですが、
こうした結末となってしまい、心にぽっかり穴が空いたような心持のままです。
先週末、107回目のコラム書いてはいたのですが(HPにはあげた)、
その直後にその報せがあり、SNSに上げることができませんでした。
昨日、亡くなったスタッフの旦那さんが店に立ち寄ってくれて、
ちょうど僕は不在にしていて会えなかったのですが、
「ダイゾーくんが一番めそめそしとったね!」と笑われていたようです。
ええ、まぁ、、その心当たりはたしかにありますね。。
もうかれこれ10年前になるんですよね。
ぼくが人生で初めて採用して勤めてもらっていたスタッフさん。
一切の誇張なく、「あの人がいてくれたからこそ」いまのひなのやがあるわけで。
そりゃ、泣きますよ。ええ、泣きました。泣きました。泣きました。
もう、何も伝えることができないんですよね~。
そこが一番せつないかなぁ。
「黙っていても、言葉にしなくても、分かってくれてるよ」
なんて世間ではよく言われますし、
たぶん僕自身も過去に誰かにそんな言葉をかけたような気もしますが、
いや~、言わんと分からんやろ。
やっぱりそこは。
毎日一緒に暮らして、ともに時間を過ごしている家族ですら、
やっぱり言わないと気持ちは伝わらんと思うんですよね。
やっぱり、願わくば、大事な家族や仲間や、
お商売をする上ではお客様とも、お互いに分かりあいたいし、信じあいたい。
もちろん寡黙な行動も大切だけど、
言葉にして伝えることの大切さを今更ながらに痛感しています。
(もっとも、言葉のせいでギクシャクしてしまうことも往々にしてあるのですが…。)
そんな言葉をもうかけることができないという事実は、
やはりとてもつらいことです。
後悔するくらいなら、毎日毎日、日々言葉を発しよう。
言葉にするのが難しいなら、当たり前のあいさつを日々、交しあおう。
ほんと、幼稚園で教えてもらうようなことですよね。
何ともはや、言葉にならない心境です。。。
来週は、通常運転に戻れますように。
おはようございます。
10月29日土曜日、107回目のコラム更新です。
今週は、わりとタフな一週間でした。
めちゃくちゃ「良いこと」と「悪いこと」がほぼ同時に飛び込んでくる、
ということが2~3件続いた一週間でした。
あまりに、良いことと悪いことが同時にくると、
何というか、心がパニックになってしまいますね。混乱しちゃう。
昔、だれかに、
ぐるぐるバットした時に、
同じ回数だけ逆回転したら目が回るのが治る、
というアドバイス(?)をされたことがあるのですが、
アレ、嘘ですね。単に酔いがひどくなるだけ。
それと同じで、良いことと悪いことで、気持ちが相殺されて、
気持ちが平穏になったりはしませんね(当たり前)。
それにしても、こうも出来事が立て続けにおこると、
「どうしてこんなことが起こるんだろう」と夜更けに考え込んでしまったりしました。
世の中の、特に人間(じんかん)において起こる出来事には、
そのすべてにちゃんと「理由がある」という考え方があって、
いわゆる、「因果応報」というやつですね。
結果(出来事)の原因は、過去の自分の行いに依る、という考え方。
まぁ、これは仏教用語なので、
世の中にはいろいろな考え方や捉え方があるので、
一括りにこうですよね、とは言えないところがありますが、
笑顔で話しかけたら、笑顔が返ってくる。
イライラしていたら、人が寄り付かなくなる
のようなわかりやすい側面があるので、
僕はわりと素直に「因果応報」という考え方を意識しています。
都合いいこといいますが、
どうしたって限りある時間の中で、
できることなら良いことずくめにしたいじゃないですか。
だから、できるだけいいことを日々行うように、したいものです。
なかなか、言行不一致に陥りがちな時もありますけどね。
おはようございます。
10月21日金曜日、106回目のコラム。
今週はオンタイムで更新です^^
いま、早朝5時過ぎに机に向かい書き始めています。
一度は昨日の仕事終わりに書こうと思ったのですが、
どうも気持ちが落ち着かず、筆が進まず、翌朝に持ち越しました。
朝の方が、頭がスッキリしていますね。
やはり一晩休むと、その日一日に起った色んな事が脳内で処理されて、
然るべきところに収まり(あるいは忘れて)、ニュートラルな状態に整うんでしょうね。
何事も新しいアクションを始めるときは、やはり基本のポジション。
まっさらな、凪のような状態でないと、うまく動き出せないようです。
何も書かれていない、真っ白な画面に、最初の一文を書き出す時の緊張感。
キチンと心を落ち着かせて、正しい姿勢で書き始めます。
さて、
10月もあと一週間と少し。月末はハロウィンですね。
昨日、壬生川店頭にいたときに常連のお客さんから、
「今年も仮装するんですか?」
と訊かれました。
そう、実は壬生川店では4年前かな、ハロウィン前後の週末土曜だけ仮装してたんです。
あんまりスプラッターなやつとか、メイク施したりするほどの根性はないので、
わりとカジュアルな雰囲気で、かつハードル低め、ということで、
ぼくもスタッフも「ウォーリーを探せ!」のウォーリーに変装してました。
あの、ブルージーンズに赤白のボーダー、丸眼鏡、ボンボン付きの帽子のアレです。
今年はどうするかというと、たぶん、やらないです。
その一番の理由は、「ウォーリーに飽きた」からです。(ごめんウォーリー)
さすがに4年も5年も毎年おんなじ格好しているとどうもね。
テンションがあんまりあがらなくて。
テンションが低いハロウィンの仮装って、相当ホラーですよね。
それに付き合わされるスタッフも大変(ハロウィンハラスメント!とか言われかねない)ですし。
じゃあ他に何か仮装してみたいキャラクターがあるかというと、
正直全然思いつかないし。。。
なんか、オススメな仮装キャラクターってありますかね?
今年のハロウィンには間に合わないけど、ぜひ来年の参考にさせて頂けると幸いです^^
おはようございます。
10月15日土曜日、今週も一日遅れで更新です。
105回目。今回もよろしくお願いします。
さて、
今週は、本を読んでいます。
人に勧められて買った本。
「つながるための言葉」光文社・著者勝浦雅彦さん。
年がら年中、
「うおお、ひととつながりたい~~!!」と思いながら生きている訳ではないので、
このタイトルの本を読んでますというと、
変に勘違いされても困るな、なんて思ったりもしますが、
まぁ、オススメ頂いたこともあるし、
ひなのやがやっていることも伝えることが仕事だと思うので、
(少なくとも消費されることを目的とはしていないので)
役に立ちそう~、と思って買いました。
で、面白かったかどうかというと、面白かったです。
やっぱり読書は知らなかったことが知れるし、
多少かじったことがあることでもより理解が深まるし、
既知の理解を「新しい気づき」に転換できることも多々あるわけで。
こうして、コラムのネタとして活用することもできますしね。
ひとつ印象的だったポイントをご紹介したいと思います。
「メラビアンの法則」って皆さんご存じですか?
メラビアンの法則とは、
人間は人と話をするとき、単純に言葉だけでやりとりをしている訳ではなく、
言語情報7%、聴覚情報38%、視覚情報55%の割合で
情報を受容(理解)しようとする心理学の法則。
アメリカのアルバート・メラビアンという心理学の先生が提唱したそうです。
ふむふむ、なるほど。たしかに。
例えば、信号とかは視覚情報で赤青黄色ですもんね。
アレがもし、文字(言語)で「止まれ!」とか「すすめ!」とか書かれてたら、
瞬時に判断できないと思います。
そうか~、言語情報は7%かぁ~、、、。
このコラムなんて、完全に言語情報ですもんねぇ、
100本書いて7本ってことでしょ、伝わってるのは。
道理で、画像付きのインスタ投稿と比較して、
コラム投稿の「いいね!」が少ないわけだ。納得。
もちろん、
ひなのやとしてお伝えしたいことは、
言語も視覚も聴覚もそれぞれうまく組み合わせて表現していけばいいので、
「言語は7%!」という数字をそんなに悲観的に感じる必要はないのですが、
これは個人的な憶測ではありますが、
「ひなのやだから、ひなのやだからこそ」みたいな他と比肩することのできない
独自の世界観や哲学のようなものは、なんとなく、
言語情報が一番深く伝わるような気がしているのです。
なぜなら、
言語が一番、歴史上長持ちしているメディアだからです。
この本の著者の勝浦さんが章末にいいことを書いてくれていました。
「相互不理解の前提から始めれば、少しでも繋がれた時の喜びは深い」
ホント、そう思います。救われる言葉やわ。
一日遅れのコラム更新。今回で104回目。
おはようございます。
10月に入り、えひめもめっきり秋らしくなりました。
朝夕は肌寒さを感じるようになり、ようやく長袖シャツを着るようになりました。
長袖のシャツはね、わりと好きです。
さて、10月は秋祭り。
地元西条は、「だんじり祭り」がたいそう盛り上がる街です。
市内でも多少の地域差はあるのですが、各自治会単位で「だんじり」と呼ばれる
巨大な山車のようなものを有しており、祭りの期間中は市内を練り歩きながら、
その年の五穀豊穣を神様に感謝する大事なお祭りです。
今年は3年ぶりの本格開催ということで、
おそらくいつも以上の熱気に包まれるものと思います。
実を言うと、僕自身はそういった「だんじり」を持っていない自治会の出身なので、
そこまで正直気持ち的に熱を帯びない質なのですが、
それでも西条はだんじりで盛り上がる、ということは知っていますし、
かつて、「森田一義アワー笑っていいとも!」のテレホンショッキングに
地元出身のテノール歌手秋川雅史さん(千の風の人)が出演された際に、
だんじり祭りのポスター持ってきてタモリさんに貼ってもらって、
(ADさんに、「お~い!これ貼っといて」のフレーズ、懐かしい^^)
祭りについて熱弁されていた姿をよく覚えています。
その町の季節の風物詩。
街(物)があり、人が詩を詠い(詩)、その町の雰囲気(風)が生まれる。
まさに、その町に暮らすひとの営みそのものですね。
季節の移り変わりを楽しむことができる町は、いい街だと思います。
みなさんがお住まいのまちはいかがですか?